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北海道百年記念塔を守る会 事務局
〒004-0055 札幌市厚別区厚別中央5条4丁目12-1若草物語 102号室
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平成29年調査は、今後50年間の修繕工事を20年に2度の大規模修繕と、毎年行う経常修繕の2つに分けて経費を提示しています。報告書の別冊資料編に「経費内訳書」が付いているのですが、開いて驚きました。道の公共事業でこんなことがあるのでしょうか?
大規模修繕の経費、外部4億2000万円、内部2億5000万円はどのように算出されたのでしょうか?
①平成29年調査報告書28/29pより
開示資料には報告書の資料編があり、そこに経費内訳が掲載されています。「原状維持管理計画実施経費内訳」を開いてみましょう(②)
②平成29年調査報告書別冊69p
項目には
「1.早急に措置すべき事項」
「2.経常的に措置すべき事項(5年サイクル)」
「3.経常的に措置すべき事項(10年サイクル)」
しかありません。「大規模修繕」の記載が無いのです(③)。内訳も示さずに2億、4億という数字が本体に登場します。これは一体どういうことでしょうか?
③平成29年調査報告書別冊70p
本体の30pにそれらしい記述を見つけました(④)。なんと内部修繕については平成4年の大規模修繕の項目に、現代の単価を当てはめただけのようです。
④平成29年調査報告書30p
同様に外部修繕は平成11年を当てはめたもののようです(⑤)。
⑤平成29年調査報告書28p
内訳がないので詳細は分かりませんが、30年も昔の修繕項目をどうして今後50年の修繕に当てはめることができるのでしょうか? その根拠もまったく記されていません。
たとえ、そうしたものだとしても大規模修繕の経費内訳を省く理由は見当が付きません。単なる資料作成時のうっかりミスだとしても、道の担当者はすぐに指摘するはずです。
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